あらすじ
ある発展途上国で活動するNGO団体に一人の若者がやってくる。
日本での自分から脱却するため、新しい世界で新しい生き方を求めていた彼を迎えたNGOスタッフと現地人。
目の前の現実に触れ、自分の求めていた世界が何だったのかの苦悩に揺らぐ新参者に彼らが示したそれぞれの答えは・・・?
立場、環境、そこにいる自分への思い・・・。
舞台は名も知らぬ異国ですが、この物語は日本社会の中で苦悩する現代人すべてに捧げる問いかけと、励ましでもあります。
少々大人びた「汚い世界」の抽出でもあります。
「環境は人を変えてくれない。変われるかは自分次第だ」