言ってみたいセリフtalking
「言ってみたいセリフtalking」

A:栄一 (えいいち)
S:信二 (しんじ)
M:修 (おさむ)

必要なもの 笛 机 椅子3脚

放課後
教室で向かい合う3人

●席順
栄一
修 机 信二

SE:栄一 立ち上がり笛を吹く

S001「お?」
M002「なんだなんだ?」
A003「誰しも一度は思ったことがあると思うんですよ」
S004「あるある、マジある」
M005「いや、何かもわかんねーよ、まだ」
A006「例え 死亡フラグだと言われようとも!憧れを抱かずにはいられない!」
S007「そう来たか」
M008「まぁ、確かに?」
A009「という訳で、今日のテーマは【言ってみたいセリフtalking】です」
S010「一応確認なんだけど、俺、この戦いが終わったら結婚するんだ……とかってやつで間違いないか?」
A010「間違いない」
M011「あまりにも有名な奴だと むしろ死亡フラグ回避が当たり前になってきてるよなー」
A012「そこなんだよ!やったか!? とか やったか!?って言われ過ぎて
もうどっちなのかわからん!みたいな?」
S013「死亡フラグは、ナチュラルに訪れるからこそ美しい」
M014「覆される死亡フラグはただの1セリフに過ぎない」
A015「はい、そういうわけで、各々言ってみたいセリフとその理由を発表していきましょう」
S016「栄一さん、どーぞ」
A017「では、僭越ながら私めから発表いたします」
M018「ででん!(効果音)」
A019「私が言ってみたいセリフは【あばらの五、六本が折れたくらい……!!」です】
S020「いやいや、結構折れてるな?」
M021「大丈夫だ、あばらは全部で24本ある」
A022「または、【なぁに、片腕が折れただけさ】です」
M023「俺、骨折したことあるけど、折れたら本当痛いぞ」
S024「剥離骨折とかなら折れても気が付かないらしい」
M025「気が付かないなら そもそも折れたかすらも不明じゃないか」
A026「お前等!やじばっかだな!」
S&M「さーせん」
A027「何事もまず共感!コミュニケーションの基本だろ!?」
S028「なんだお前、先生みたいなこと言いやがって」
A029「何のために俺たちはtalking部を作ったんだ!思い出せ!」
M030「あー……すさんだ世の中に心地よい話題と空間の提供のため……」
S031「そうだ……俺たちは……」
S&M「……すまなかった……っ!!!」(土下座)
A032「なぁに、あばらの五、六本が折れたくらいだ……」

A&S&M「おぉー………(拍手)」

M033「腕を上げたな」
A034「なぁに、片腕が折れただけさ」
S035「ここでまた挟んでくるとは天才か?」
A036「ありがとう……ありがとう……っ!」
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