『KAYA-温羅の伝説-』ver.2.82
『KAYA-温羅の伝説-』 ver.2.82
【原作】乙倉 俊
【戯曲・監修】白神 貴士
【演出】井上 瑞穂
【副演出】釣田 京子
【登場人物】
阿曾女 …
温羅(吉備の冠者)役者 …
秋鹿 …
五十狭芹彦(吉備津彦) …
吾田媛・巨鳥(ガルーダ) …
秦の蔵人 …
山犬(大神)・書道 …
阿曽媛 …
耶夜 …
伎加 …
百襲媛 …
卑弥呼 …
楽々森舎人 …
犬飼命 …
留玉臣 …
ヤマトの軍団 …
長老 …
伊草(父) …
伊草(子) …
農奴・たたら吹きの工人たち・加夜の人々…
大猿(ハヌマーン) …
黒子(3名) …
▼鍛冶
川島一城さん(刀匠)
【演奏】
▼和太鼓
beZen鼓空
▼チャンゴ
チョヨンヒ+韓国伝統公演芸術団
▼SAX等
赤田晃一
▼Kyb等
赤田美由紀
▼歌
蛹(さなぎ)
序曲…和太鼓とチャンゴ中心の「序曲」が流れる。
【第○場】アゾメ-阿曾女
阿曾女、進み出て観客席に頭を下げる。
阿曾女
「私は、御釜殿で温羅様に仕えております阿曾女でございます。
湯を沸かして温羅様の唸り声が聞こえるか聞こえぬかで吉凶を占っております。
温羅と申しますのは鬼でございます。
その昔、あちらの方の山の上にある鬼ノ城、おにのしろと呼ばれる山城におったと
いわれている鬼でございます…その頃は、この辺りまで『吉備の穴海』と呼ばれる海が
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